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意外に悩んでいる方の多い、女性の薄毛に関するコラムです。

女性の薄毛のほとんどは、頭全体が薄くて髪の毛も細いタイプになります。

瀰漫(びまん)性脱毛症と言いますが、このタイプの薄毛は原因を改善すれば発毛しやすいと言われております。

このタイプの薄毛の主な原因は、次の3つです。

  • 髪への栄養不足
  • 頭皮を傷めている
  • 女性ホルモンの問題

では実際どのような対策をすればいいのか、順番にご説明します。

(※頭皮が赤くなっている方は炎症をおこしている可能性があります。このコラムの内容とは違う問題ですので、一度皮膚科にご相談ください)

1.髪への栄養不足

薄毛の一番の理由は、髪への栄養不足です。

髪を強く太くするためには、髪の根元(毛母細胞)にキチンと栄養が送られることが重要になります。
毛母細胞

毛母細胞に十分な栄養が送られないと、毛は細く寿命が短くなります。
そして毛母細胞が栄養不足になる理由は主に、血行の問題食べ物の問題です。

血行の問題

頭皮にはびっしりと血管が張り巡らされています。
そして、毛母細胞は毛細血管から栄養を受け取ることで髪の毛を作っています。

しかし首か頭皮に問題があると、毛母細胞への血行が悪くなります。

首が歪んでいる

ストレートネック首の骨(頚椎)が歪んでいると、頭への血行が阻害されます。

ストレートネックでは血流が低下する

ストレートネックとは、首が斜め真っ直ぐになっている状態です。
この状態だと頭への血行が低下します。

ストレートネックを直すには、アゴを下げ頭を後ろに引きましょう。
かまぼこ枕を首の下にいれて寝るのも効果があります。
ストレートネックの気をつけ方

また首の骨(頚椎)周辺には重要な血管が多数あります。
首の骨が左右に歪んでいると周辺の血管が圧迫されるので、このせいで血行が悪くなります。
首付近の血管群

ストレートネックを直したり、首の骨を正しい位置に矯正すれば血行が正常化します。
ただ残念なことに、首の調整がキチンと出来る技術者は少ないです。繊細な部位ですので、信頼の出来るプロに相談してください。

頭皮が硬い

頭蓋骨の筋肉(前頭筋・後頭筋・側頭筋)や、頭を覆っている膜(頭蓋筋膜)が極端に緊張しても血行が悪くなります。

頭部の筋肉

どういうことかと言うと、固くなった筋肉に邪魔をされて血液の流れが悪くなるのです。
そうなると毛母細胞が栄養不足になり、髪の毛が育ちません。

筋肉を柔らかくするのには頭部のマッサージが有効ですが、強くしすぎると逆効果です。余計筋肉が硬くなり、毛細血管も傷ついてしまいます。

ヘッドマッサージ
マッサージをする時は、指を頭皮に吸盤のように貼り付かせ、筋繊維の方向にほんのわずか動かしてください。(自己流ではなく、一度プロに相談することをオススメします)

マッサージ以外では、クエン酸も筋肉を柔らかくする効果があります。

その他:ストレス・冷え

その他の血行が悪くなる理由としては、タバコストレスも関係します。
血管が収縮してしまい血行が悪くなるのです。

また冷えることでも血行が悪くなります。
お風呂に入ってしっかり温めたり、筋肉をつけて体温をあげましょう。
お風呂で体を温める

お湯は39℃ぐらいの温度にするとリラックスしやすくなります。

運動不足

毛細血管は年齢と共に減少していきます。(60代になると全身の毛細血管が40%減少すると言われています)
そして、毛細血管が減った場所から髪の毛が薄くなっていきます。

しかし運動をすれば毛細血管の量が増えます。
また運動することで心臓や呼吸の力も強くなるので、全体の血流量も増えます。

薄毛改善目的の運動なら、インターバルトレーニングがおすすめです。

※インターバルトレーニングとは、短時間の全力運動と休憩(インターバル)を交互に繰り返すトレーニング方法です。例えば20秒全力で走って、20秒休憩をします。その後また20秒全力で走って、20秒休憩します(合計8セットする)。こうすることで心臓や肺の機能が限界まで鍛えられます。

トランポリンを使えば自宅でもインターバルトレーニングが出来ます。

食べ物の問題

脂質のとり過ぎ・とらなさ過ぎであったり、髪を作るのに必要な栄養素が不足すると薄毛になります。

脂質の問題

脂質とは油や脂肪のことです。
この脂質をとり過ぎると血液がドロドロになってしまいます。

血液がドロドロになれば血流が悪くなり、頭皮の血行不良に繋がります。
植物油動物性脂肪をよく口にする方は、脂質のとり過ぎに注意してください。

ただし、青魚によく含まれるオメガ3系の油は血液をサラサラにする効果があります。
普段から脂肪の多い肉や揚げ物は控え、青魚を積極的に食べましょう。(サバ・イワシ・サンマ・アジなど)

青魚

青魚が苦手な方はサプリメントでも構いません。

髪の毛に関係する栄養素

髪の毛をつくる材料になる栄養素や、血行に関係する栄養素が不足しても薄毛になります。

髪の毛を作る材料になる栄養素
  • たんぱく質(髪の成分は99%がたんぱく質)
  • ビタミンB群(たんぱく質の吸収を助ける)
  • 亜鉛(体内のたんぱく質が髪の毛になるのを助ける)
  • リジン(体内のたんぱく質が髪の毛になるのを助ける)
  • MSM(硫黄の一種。髪の毛を作るのに必要な成分)

※クリックでよく含まれる食品一覧に飛びます

血行改善に関係する栄養素
  • ビタミンE(毛細血管を太くする)
  • ビオチン(ビタミンBの一種。毛細血管を太くする)
  • アリシン(血液をサラサラにする)
  • MSM(血管拡張・血流量増加作用)
  • クエン酸(血流改善・亜鉛の吸収を助ける)

乾燥肌が気になるという方はビタミンAもとられるとよいでしょう。

2.頭皮を傷めている

カラーリング・パーマのやりすぎ

カラーリング

カラーリング・パーマのやりすぎて頭皮を傷めているケースです。
思い当たる方はしばらくカラー・パーマを控えましょう。

半年ほど様子を見て薄毛が改善するようなら、なるべく頭皮を傷めないカラーリング・パーマ方法を選ぶようにします。
(低刺激の薬剤を使う、薬剤が出来るだけ頭皮につかないようにする、など)

洗髪の問題

洗髪
一日2回以上洗髪したり洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると、頭皮が傷みます。
頭皮の皮脂が奪われすぎることで、オイリー肌になったり乾燥肌になるのです。

これを解決するためには、試しに一週間ほどシャンプーをやめて、ぬるま湯(39℃以下のお湯)で洗い流すだけにします。
これで肌質が改善するようでしたら、洗髪回数を1日1回にして、皮脂を奪いすぎないシャンプーを使うようにしましょう。

シャンプーはアルコール系・石油系・シリコン系のものを避け、アミノ酸系石鹸系のものを選びます。(洗い上がりがシットリとしたものが良いです)

シャンプーだけでは髪がパサパサしてしまうという方は、同じメーカーのコンディショナーを使います。
出来るだけ頭皮にコンディショナーがつかないようにし、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。

シャンプーは個人ごとに相性がありますので、色々と試して自分にピッタリ合うものを見つけてください。

(アミノ酸系。万能タイプ。ダメージヘアにも効果あり。15日返金保証。公式サイトで定期便にすると半額)
(酸性石鹸系。オイリー肌向け。公式サイト
(アミノ酸系。乾燥肌向け。30日返金保証。公式サイト
(アミノ酸系。極端な乾燥肌向け。洗浄力は弱い。公式サイト

髪型の問題

ポニーテール

ポニーテールのような、髪を強く引っ張る髪型だと髪が抜けやすくなります。

かなりきつく髪を結う方は、髪型を変えてみましょう。

3.女性ホルモンの問題

女性ホルモンには髪の毛の成長期を長くする効果があります。
しかし、その女性ホルモンの分泌量が極端に減ると抜け毛が多くなります。

一般的に、女性は40代以降の更年期に入ると女性ホルモンの低下がはじまります。
また更年期でなくても、女性ホルモンの分泌量が少ない方は薄毛になりやすくなると言われています。(※女性ホルモンは薄毛にはあまり関係ないのでは、という説もあります)

女性ホルモンの量が少ない方は、大豆食品を食べるとよいです。
なぜなら大豆に含まれるイソフラボンという成分が、体内で女性ホルモンと似た働きをするからです。
(イソフラボンの摂取量は1日40mg程度が目安。納豆1パック程度です)

ただ大豆製品の食べ過ぎはアレルギー症状を引き起こすリスクを高めます。
発酵した大豆製品なら問題ありませんので、発酵食品である納豆味噌を毎日食べましょう。
納豆

ただ、体質によってはイソフラボンを上手く吸収できません。
日本人の半数程度は上手く吸収出来ないそうです。(完全に吸収されないわけではありません)
イソフラボンを上手く吸収できるか気になる方は、尿検査キットで調べてみてください。

また効果には個人差がありますが、イソフラボンを上手く吸収できない方向けのサプリメントもあります。

ただしイソフラボンは女性ホルモンに比べると働きが弱いものです。
更年期障害が酷い方は婦人科でホルモン補充療法を相談してください。

まとめ

薄毛改善にはまず、血行をよくして頭皮を傷めないことを心がけてみましょう。

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