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一日3食はわりと最近の習慣

食事

皆さんは物心ついたころから一日3食が当たり前だったので、そのことに対して疑問を感じたことはないと思います。

しかし一日3食が常識になったのはつい最近で、それまでは一日2食が普通でした。

日本の食事の歴史

飛鳥奈良時代までは一日1食が普通だったそうです。
一日の労働が終わった後に1食だけ食べていました。

それが平安時代後期になると農業が発達し、食料の確保が出来るようになってきました。
平安時代後期から一日2食が定着したようです。

農業

以降長い間、朝8時ぐらいに朝食を摂り、午後5時ぐらいに夕食を摂って暗くなったら眠るという生活を行っていました。
しかし田植えや稲刈りなど重労働を行う時期はエネルギーが足りなくなるため、その時期は昼にもう1食とるようにしていたようです。
田植え

時代が下って江戸後期になると、ろうそくや行灯が普及し武士や都市部の住人は夜遅くまで起きているようになります。そのため夜にもう1食摂る一日3食の習慣が出来ますが、ろうそくも安くはなかったので一部の人間に限った話のようです。
提灯

※これには諸説あり、鎌倉時代に中国から間食の文化が伝わりそのころから一部の人間は一日3食が習慣化していた、という説もあります。

定着したのは80年前から

佐伯矩博士完全に一日3食が定着化したのは、1935年に国立栄養研究所の佐伯矩 医学博士が一日3食を提唱をしたことに始まります。

当時の成人男性に必要な一日の摂取カロリーは2500~2700キロカロリーでした。その頃は現代のような高カロリー食品が少ないですから、一日2食でそれだけのカロリー摂取するのはかなり難しくなります。

だから食事回数を増やして一日3食にしましょうという理屈です。

つまり一日3食にする理由はカロリーをたくさん摂るためだということです。(田植えなどの重労働をする時に1食増やしていたのもこれが理由でしたよね)

当時はそれで間違っていなかったのですが、現代では肉体労働が減り一日に必要なカロリーは昔より少なくなっています。
また高カロリー食品が溢れているため、現代で一日3食では簡単にカロリーオーバーしてしまいます。

一日3食は現代の事情に合っていないのです。

一日1食でも4食でも構わない

食事

これまで説明したとおり、一日3食の理由は不足するカロリーを多く摂取するためです。他に健康上の理由はありません。
ですから一日に必要なカロリーと栄養素が摂取できていれば、一日1食でも4食でも構わないということです。

ただ、1回にたくさん食べ過ぎたり、一日に何度も食べて胃腸が休まる時間がないと健康には良くないと思われます。
そのため私は1日2食をオススメしています。


なお、朝食を抜いたり夜遅く食べると太りやすくなると思われている方がいらっしゃいますが、全て迷信です。(こちらのブログの説明がわかりやすいです)

太る太らないはカロリーを摂りすぎているかどうかなので、肥満と食べる時間は関係ありません。

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