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英英辞書
ディクテーション(書き取り)やシャドーイング(復唱)がある程度出来るようになってきたら、英英辞書を使っていきます。

日本語字幕を見ずに内容を理解する

今回から、日本語字幕を見たり英和辞典を使うのをやめます。
代わりに英英辞書を使って英語で内容を理解していきます。

やり方

1.最初は字幕を表示させずに、ざっと最後まで動画を見ます。

2.また始めから動画を見ますが、この時セリフごとにディクテーション(書き取り)を行います。
(ディクテーションした内容が合っているかは英語字幕で確認してください)

3.意味のわからない単語があれば、英英辞書で意味を調べます。Oxford Learner’s Dictionariesがオススメ)

4.最後にそのセリフのシャドーイング(復唱)を行います。(以下繰り返し)

使用する動画はストーリーものだと内容が理解できずに退屈ですので、ショートコントや短いニュースなどがオススメです。

オススメの動画1(アニメ)

下の動画はRWBYのスピンオフ・コメディ『RWBY CHIBI』です。
これはSDになったキャラクター達のショートコントなので丁度いいです。

ただし笑いのツボが日本人には理解しにくかったり、Volume1~3を見ていないとわからないネタが多いのが欠点です。

オススメの動画2(ニュース)

アニメはちょっと・・・という方は、CNNの『Student News』をオススメします。
cnn-student-news

CNNはアメリカのニュース専門放送局ですが、その日の主なニュースを中高校生向けにわかりやすくまとめてあります。
時間も10分なのでちょうどいい長さですね。

ただ英語字幕が見づらいのと上手く表示されないことがあるのが欠点です。
(プレイヤー右下の『CC』というボタンを赤くすると字幕が表示されます)
VoiceTubeにもStudent Newsのコーナーがあるので、そちらのほうが見やすいです。

英英辞書の使い方

動画を見ていて意味が分からない単語が出てきたら、英英辞書で調べます。
(英英辞書とは英単語の意味を英語で説明してある辞書のことで、日本語で言うところの国語辞書です)

Oxford learner's dictionary
ここではオンライン英英辞書であるOxford Learner’s Dictionariesを例にして使い方を説明します。
この辞書はネイティブではない英語学習者向けの辞書ですので、比較的難しくない表現で意味の説明がされています。

ではRWBY Chibi-Episode1を見ていると、『courtyard』という見慣れない単語が出てきました。
早速この単語を調べてみます。
courtyard

英英辞書を引いてみる

courtyard』(クリックで英英辞書に飛びます)で辞書を引くと、こんな画面がでました。

英英辞書の例

『an open space that is partly or completely surrounded by buildings and is usually part of a castle, a large house, etc.』が単語の意味を説明した文です。
ざっくり和訳してみると、

『開けたスペースで、一部か全てを建物に囲まれた、普通お城や大きな家などの一部分であるもの』といったところでしょうか。

※便宜上和訳していますが、和訳せずに英語の説明で理解しようとしてください。また説明文の中に意味がわからない単語がでてきたら、その単語も英英辞書で調べます。
最初は単語の意味が理解できないことの方が多いので、意味が分からなかった単語はそのまま放っておきましょう。慣れると理解できるようになってきます。

検索エンジンの画像検索も使う

辞書の説明文を読むと『中庭』のことかな?と思われますが、我々のイメージする中庭と違う可能性もあります。

そこでGoogle画像検索も使います。

Googl画像検索-courtyard

写真を見るとやっぱり『中庭』で合っているようですが、日本語で訳すと微妙なニュアンスが異なってきます。
あくまでも写真に写っているのは『courtyard』であって『中庭』ではないので、英語のまま意味を理解できると正しいニュアンスが伝わってきますね。(と言ってもネイティブレベルは求めなくていいです)

はっきり言って英英辞書だけでは中々意味を理解できないですし、単語によっては我々に馴染みのない物を指す場合もあります。なので画像検索で実物を確認するのはよい方法です。

なお今回は画像検索が上手くいきましたが(名詞は上手くいきやすい)、動詞などではわけのわからない画像が出てきやすくなります。(例:playで検索
そういった時は『play verb』と検索すると上手くいきやすいです。

『verb』とは動詞のことですが、『調べたい単語 + 品詞』で検索すると目的の画像が出てきやすくなります。


※品詞とは、文法上の機能によって単語を種類わけしたものです。
英語の品詞は8種類ありますが、辞書に出てくる単語のほとんどは『動詞(verb』『名詞(noun)』『形容詞(adjective)』『副詞(adverb)』になります。

今の段階では英文法を気にする必要はありませんので、品詞を暗記したりする必要はないです。

Picture Dictionaryの活用

Google画像検索では上手くいかない場合もありますので、『Picture Dictionary』というものを一冊手元に持っておくと便利です。
(『Picture Dictionary』とは、子供向けにイラストで説明した辞書のことです)

Picture Dictionaryサンプル

オススメは『Oxford Picture Dictionary: Monolingual』です。(英和版ではなく、必ずMonolingual版にしてください)

英英辞書の見方

今度はOxford Learner’s Dictionariesの見方を説明します。(英語での公式F&Q

こまごまと説明していますが、実際に辞書を引くときは『意味の説明文』と『例文』だけ読めばいいです。

またOxford Learner’s Dictionariesは音節が書いてありませんが、発音記号の母音の数に注意してサンプル音声を聞けばすぐわかります。

他は別に知らなくても困りませんので、面倒な方は下の説明を読み飛ばしても結構です。

動詞(verb):playの場合

辞書の見方1

辞書の見方2

『Synonyms』(同意語)ではなく、『Opposites』(反対語)や『Compare』(対照語)が表示される単語もあります。

自動詞(intransitive)・他動詞(transitive)・非受動態(no passive)などは動詞の分類を表していますが、今の段階では気にする必要はありません。


辞書の見方3

『informal』(非公式の)の反対語は『formal』(公式の)です。


辞書の見方4

『句動詞』とは、複数の単語で一つの動詞として機能する熟語のことです。
(例えば『play along』は『協力するふりをする』という意味の熟語です)

名詞(noun):costの場合

名詞の説明1

『countable』(可算名詞)・『uncoutable』(不可算名詞)とは、数えられる名詞(可算)か数えられない名詞(不可算)かということです。

例えば『apple』は数えられる名詞ですが、『air』は概念的なものなので数えられない名詞です。
そして『cost』は使われ方によって可算名詞だったり不可算名詞だったりする単語というわけですね。
名詞が複数形に変化する時(例えば『costs』)に必要な概念ですが、今は文法的なことをを覚えなくて大丈夫です。

他には『singular』(単数系)や『plural』(複数形)という言葉が書かれている場合もありますが、やはり今は気にしなくてOKです。

名詞の説明2

『連語』とは、その単語が使われる文によく出てくる単語のことです。
(例えば、『cost』が含まれる文には『running』という単語が出てくることが多い。『runnning cost』といった具合に)

まとめ

・これからは日本語字幕や英和辞典を使いません。(ディクテーションやシャドーイングは変わらず行ってください)

・分からない単語がでてきたら英英辞書で意味を調べます。

・英英辞書を引いてもよく分からない場合、Google画像検索やPicture Dictionaryを使います。

・どうしても単語の意味が分からない場合、その単語は気にせず放っておきます。

・文法的なことは気にしなくてOKです。

・同じ手順で何本も動画を見ます。


ここで八割の人が脱落していくと思いますので、難しすぎると感じたら前のステップに戻ってください。

自分の興味の持てる動画がたくさん必要になってきますので、頑張ってよい動画を探しましょう。(VoiceTubeなどを活用してください)
慣れてきたらストーリー物の動画にも挑戦するとよいです。

また動画ではなく、Time For Kidsのような子供向けニュースサイトもおすすめです。
12~14歳の子供を対象に書かれた英字ニュースですが、会話文だけでは身につかない語彙や説明するための文章が身につきます。

辞書を引く時には品詞の知識が最低限あった方がよいので、次回は英語の品詞について説明いたします。

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