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※この記事は個人の見解を述べたもので、病気の治癒を目的としたものや効果効能を保証するものではありません。ご了承の上お読みください。

暑くなってくると汗をかきますね!
そんな時に注意しなければならないのが塩分不足です。

塩分の適正な摂取量

厚生労働省の定める1日の塩分摂取量の目安は「女性6.5g未満、男性7.5g未満」です。
ダラダラ汗イメージ
ただ日本の夏は高温多湿で大量の汗をかきます。少し汗をかく程度なら汗腺から塩分が回収されますので大丈夫ですが、ダラダラと汗をかくと十分な量の塩分を回収できないと言われています。
なので1日6.5~7.5gの塩分では足らなくなる可能性があります。粗塩をなめてみて美味しく感じるなら塩分不足かも知れません。
(※個人差がありますし高血圧や何かしらの治療を受けている方は自己判断しないでください)

参考:JP PRESS「摂らなさすぎにも注意、1日に必要な食塩の量は?」

塩分が不足すると低血糖になる?

塩分が不足すると体がだるくなるという方もいらっしゃいます。
さらにぼんやりする・気持ち悪くなりやすい・寝付きや寝起きが悪いという方は低血糖状態かもしれません。
低血糖状態になると血糖値を上げるために甘いものや炭水化物を食べたくなり過食してしまう方がいらっしゃいます。

下は実際にわたしが専用の機械で7月に血糖値のモニタリングをしてみた写真です。
食事の時以外は血糖値が低くなりすぎていますが、塩水を飲んで2日後には血糖値が安定しています。
低血糖状態 塩水を飲んで血糖値が改善
ただわたしの場合は副腎疲労(HPA軸)で低血糖状態になりやすいのかも知れません。副腎疲労(HPA軸)の人は塩分が体外に排出されやすいため低血糖状態になりやすいです。そのため副腎疲労(HPA軸)の治療を行っている病院でも塩水の摂取がよく推奨されます。

参考:ルネスクリニック「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)症候群」
参考:メディカルフードサービス 管理栄養士「塩分が不足するとどうなるの?」

どんな塩を摂ればいいのか

粗塩のイメージ
塩分(ナトリウム)単体のみとるのは良くないと言われていますので、カリウム・マグネシウム・カルシウムも含まれている粗塩を使いましょう。
カリウムやマグネシウムが含まれていれば摂りすぎたナトリウムは排出されやすくなります。
(マグネシウムが多い塩ですと「ぬちまーす」が有名です)
精製した食卓塩(成分の99%以上がナトリウム)を使うのはやめましょう。

ただしいくらでも塩を摂れば良いというわけではありませんので、血圧や体調に十分気をつけた上で試してください。
慢性疾患をお持ちの方はまず医師など専門家にご相談ください。

参考:zakzak by夕刊フジ【食と健康 ホントの話】高血圧にはマグネシウム豊富な粗塩が◎